「同族嫌悪?」宝将のDiscover University⑦

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前回までのあらすじ:
恋敵である義理の兄の殺害を目論む宝将。

A +の成績で大学の学期末を迎え、いよいよ殺害計画に着手しようとした矢先、姪の菖蒲からソーシャルバニーに不可解なメッセージが届き始める…。

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毎度呼び出される家族

学期末を迎えた事を口実に、僕は早速家族をレストランに招待し、姪の様子を探る事にした。


しかし恋愛下手で本好きの天才という、どうも女心に疎そうな特質の僕には、ティーンの女の子が何を考えているのか全然わからなかった。


そこで僕は大学へ戻ると、ラウンジにある演壇とリサーチ・アーカイブマシンを使って、夜を徹してリサーチ&討論スキルを磨くことにした。

どうしてかって?

菖蒲の本心をリサーチして、もし姉さんに余計な事を喋るつもりなら、やめるよう説得する必要があるからだよ!

またしても呼び出される家族

十分にスキルが上がったところで、今度はホリデーにかこつけて家族を呼び出した。
今回こそ菖蒲の真意を見極める!

うるさい甥っ子たち

しかしまたしてもダメだった。

四人の甥達が僕を取り囲み、ひっきりなしに喋りかけるせいでご馳走料理を作るのに手間取り、菖蒲と話すこともままならないままパーティは終了した。

そんな徒労を繰り返す内に、課題の提出期限が迫ってきた。それで今度はプレゼンボードを持って、姉さんの家に直接出向く事にした。

姉夫婦のいちゃつきを野次馬しつつ課題に取り組む

僕はプレゼン準備をしながら菖蒲と二人きりになる機会を待った。
そして…


ついに菖蒲と二人きりになる事に成功した!

気を遣うおじさんと素っ気ない姪

「あ、あのさ菖蒲…」
「何?」
「ソーシャルバニーの投稿の事なんだけど…僕、何か君の気に障るような事したかなぁ?」
「別に」
「………」

ダメだ会話が続かない!


僕はすごすごと寮へ帰ると、リサーチ・アーカイブマシンに「おじさんは年頃の女の子と二人きりで話すのは困難」という知識を提供した。

しかも困った事に、僕は姉さんの家から帰る途中で、プレゼンボードを失くしてしまった。

ルームメイトの内田のボードを盗もうと試みたり、色々画策したが、どうやら学期のはじめに配られるプレゼンボードは、失くすと再び手に入れる手段がないようだ。

内田

幸いすぐに気付いたので、ほんの少しセーブデータを遡るだけで事なきを得たが、この問題は現時点(23.10月)ではセーブデータを遡るか、MODを使うしか解決方法がないようだ。

もしかすると建築モードでチートを使い、デバッグから取り出せるかも知れないが、僕は試していないからわからない。

とにかく、プレゼンボードは自宅に置いて持ち歩かないようにするか、プレゼンの課題を終わらせるまでは出歩かない方がいいかもしれない…。


そんなアクシデントに遭遇しつつも課題を完了すると、タカヒト兄さんから「フリーマーケットで有名なバンドが演奏するから見に行こう!」と珍しくお誘い電話がきた。

甥っ子と姪っ子を引き連れてスパイスマーケットへ行くと…

ギャラリーからお連れしたフ◯ディ・マーキュリー

本当に超大物ミュージシャンが演奏していた!!



わあ…


僕と兄さんは感動のあまり聞き惚れてしまったが、姪っ子たちは「誰この人?」みたいな反応だった。
これがジェネレーションギャップか…。


フレディの音楽を楽しんだ後は近くのカラオケバーに移動。
今日は甥っ子達は自分たちだけでお喋りに夢中のようだ。好都合だ。


僕はその隙に再び姪の様子を探る事にした。
今日は兄さんも一緒だからか、菖蒲も僕と二人きりの時とは違って楽しそうだ…うん?


なんか本当に楽しそうだな…


僕と話す時は大抵こういう表情なんだけど…。なんだか僕に接する時と態度違わないかい?
僕は今までの菖蒲の行動を思い出せるだけ思い出した。





二人ともスキンとメイクの影響でちょっと別人化しているけど、なんかやけに兄さんと一緒に写っている写真が多いな?

菖蒲…君…まさか…


僕と同類なのかい?!
いや、そうに違いない!僕にはわかるんだ!!だって…

菖蒲は宝仁から受けたような愛情が本当に大好きです


兄さんに一度ハグされただけで菖蒲が愛情が好きになるわ、協力的な家族関係になるわ、メモリーは取るわするところを僕は見たんだ。

ちょっと気持ち悪い宝将の家族とのキス顔

ちなみに僕が菖蒲に「家族とのキス」した時は、まったく無反応だった。

それなのに兄さんにちょっとハグされただけで、好き嫌い・家族のダイナミクス・メモリーをトリプルで取得するなんて、僕の叔父としてのプライドはズタズタだよ。


でもその気持ちはわかるよ。
僕も姉さんと話している時は、メモリーも好き嫌いもダイナミクスもたくさん付くからね…。フフ

僕は菖蒲の態度は同族嫌悪からくるものだろうと結論付け、勝手にお仲間認定して寮へ帰った。

***

そろそろ次の学期末が近付きつつある。
試験勉強に忙しくて、平之丞さん殺害計画は実行の機会を失ってしまった。

だけど僕は諦めないぞ。殺意をエネルギーに換え、僕は甥っ子達と勉学に励んだ。

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